食事中に顎が痛んだり、大きく口を開けると顎が鳴ったりといった症状があれば、それは「顎関節症」かもしれません。顎の違和感を放っておくと、普段の生活にまで支障が出てしまうことがあります。顎関節症は口腔外科で治療できますので、違和感があるようならお気軽にご相談ください。
上記に当てはまる症状があるなら、顎関節症の可能性があります。それほど生活に支障がなくても今後悪化する可能性があります。まずはご相談ください。
歯ぎしり | 自分では気づきませんが、程度の差こそあれ多くの人は寝ている間に歯ぎしりをしています。乳歯の歯ぎしりは成長を助けますが、あまりに強いと歯や顎を痛めてしまいます。 |
食いしばり | 食いしばりは、ストレスなどが原因になって起こると言われます。眠りの浅いときや、起きているときでも無意識にしていることがあります。 |
咬合異常 | 欠けたままの歯を放置していたり、虫歯治療で入れた被せ物などがうまく噛み合っていなかったりすると、噛み合わせが乱れて顎に負担がかかります。 |
外傷 | スポーツや事故などで顎に強い衝撃を受けた場合や、固い食べ物を強い力で噛んでしまって怪我をした場合などが該当します。 |
当院では、まず顎関節症の概要や原因をご説明し、治療の進め方などを確認して安心していただいてから治療に入ります。
生活指導 |
ダメージを受けている箇所の安静や精神の安静、食いしばりなどの癖を除去するためのアドバイス、食事指導などを行います。これだけで症状が改善する患者さんもいらっしゃいます。 |
スプリント療法 |
上顎や下顎に、着脱可能なアクリル製のスプリント(マウスピース)を装着して顎の安静をはかります。 |